トップシーズン直前の5月と6月にバスの活性を探るつもりで千葉県と茨城県の境に位置する横利根川、埼玉県の野池へと釣りに行ってきました。
仕事が忙しくて記事を更新できていなかったのですが、その時の様子をさっと振り返りたいと思います。
両日ともに子バスですが1匹ずつ釣れたので、感じたことやどうやって釣れたかなど、その時の状況を何となく思いだしながら簡単にご紹介したいと思います。
私にとって5月のバス釣りは苦手
皆さんは、5月のバス釣りって得意ですか？
私にはこの時期の釣りが大の苦手。なぜかというと、今までにほとんど釣れた記憶がないからです。
5月というと、ゴールデンウィークはどこへ行っても人が多くて釣りにならず、おまけに田んぼの代掻きの影響で水質はどちゃ濁りとなってしまいモチベーションも大幅ダウン。
暖かくなり始めてバスの活性も上がり始めるのかと思いきや、ほとんどがノーバイト・ノーフィッシュの嵐で、釣れたことがありません。
過去の経験からまだ4月の方が良型のサイズが釣れたことが多々あり、自分の中では春先の方がイメージとして得意な時期なんです。
そのようなこともあり、1年を通して5月のバス釣りが私にとって一番難しく感じるシーズンです。
5月初旬の横利根川
そんなジンクスを抱えながら初の1匹を釣りたいがために、5月の中頃に千葉県は「横利根川」へと足を運んできました。
小雨がちらつく中、気温はおそらく15℃あるかないかの肌寒い天候であったかと記憶しています。
いまや「横利根川」といえば霞水系？利根川水系？を代表するバサーにとっては超有名なフィールドですよね。釣行前の事前情報では、意外にもこの時期結構釣れていたので一抹の期待を胸に訪れてみたというわけです。
この日もさすがの人気フィールドということもあり多くのバサーの方たちが護岸を埋め尽くしていましたが、何とか少しでも空いているポイントを探しながら迷走しました。
お昼ごろからフィールドにエントリーして夕方まで当然のごとくノーフィッシュ。途中あるポイントでは数バイトのショートバイトがありましたが、フッキングまでは至らずといったなかなかのタフコンディションぷりに憔悴しましたね…。
それでも今まで5月にバイトが得られたフィールドって自分の中では記憶になかったので、諦めずに心が折れながらもキャストしまくりました（笑）。
そんな甲斐あってか、他のバサーの方たちが誰もいないポイントを途中で見つけて1時間ほど居座った結果、夕方の時合を迎えて5gDSのドライブビーバー3in（スカッパノン）をストレッチ沿いに丹念に引いてくると、偶然にもガッツリバイト！
水深が2mくらいあった深場から獲れた個体だったので、そのポイントに居付いていた魚であったのかもしれません。
あくまでも偶然が重なった結果であったことに違いはないのですが、5月に1本出せたことは私にとって今までの経験をくつがえす大きな成果となりました。
それと同時に「横利根川」というフィールドのポテンシャルの高さにも驚きましたね…。やはり諦めずに投げ続けることが釣るために一番大切な要素なのかもしれません。
6月中旬は埼玉県の某野池へ
「横利根川」の釣行から1か月あまり、仕事が忙しすぎて釣りに行けてませんでしたが、ひと段落付いたので6月に入って今年の梅雨時期はどんなもんかと埼玉県にある謎の野池を様子見に行ってきました。
2時間くらいの短時間釣行でしたがフィールドに着くなり思いの外、子バスが水面下にスクールしている様子を見て活性の高さを目の当たりにしました。
これは行けるのではなかろうかと、まだ午前中の早い時間帯にトップで狙ってみることにしました。
ボトムアップ社のスクーパーフロッグをノーシンカーで何気にチョイス。ブッシュが多いエリアなので、オーバーハングに引っかからないように気遣いをしつつ狙ったポイントへアンダーキャスト。
水面をピクピクゆっくりとデッドスロー気味にリトリーブすると、2キャストくらいで子バスが水面を割って激しくバイトしてきました！
この日の釣果は野池らしい可愛い子バスちゃんが1匹のみ。
バスがスレているのか、気温が暑すぎて活性が下がってしまったのか、はたまた1匹釣れて水面下にプレッシャーが掛かり過ぎてしまったのか、フィールドがめちゃくちゃ狭い小場所なため原因がわかりませんが、まぁボウズは逃れられたので良かったです。
いよいよ今年もトップウォーターシーズンが始まりましたね！
昨年に発売されたボトムアップのスクーパーフロッグは、メチャメチャいいアクションを醸し出します。
水面をゆっくりとリトリーブしても手足がぴょこぴょこと動いて本物のカエルのように動いてくれますよ。
少々価格は値が張りますが、エラストマー素材でフッキングやキャスト時における身切れもしにくく丈夫なマテリアルで長持ちします。
クローも炸裂する謎の野池
今回の埼玉県の野池は初場所なのですが、フィールドが狭すぎて2人入ったらもう投げられる場所がないほどの小場所でした。
ですが、しっかりとバスが居着いていてストック量もまぁまぁの数。トップでも釣れるくらいの場所なので子バスしか期待できなさそうですが、また次回も折を見て釣行してみようかと思っています。
余談ですが途中、ブッシュのキワにリグを落としたらホンモノのクローが普通に釣れました（笑）。
変幻自在の大自然のコンディションなので、今度はバス以外に何が釣れるか楽しみです…。
トップシーズン直前の千葉県横利根川/埼玉野池まとめ
万が一「横利根川」で釣れなくても、霞ケ浦水系与田浦、八筋川、常陸利根川などのメジャーフィールドおよび未開の流入河川も隣接していて、場所に困ることはなさそうです。
今回、横利根川で5月にバスが釣れたのは思わぬ収穫でした。
バスのストック量も他のフィールド比べ物にならないくらいの豊富さを感じましたし、水深もあって夏の代掻きの影響も受けにくく、そのうえよく釣れている様子。
ヘラ師の方たちが多くて有望ポイントに入りにくい場面も多々ありますが、それでも未開拓のポイントでも比較的容易に釣れたりもする素晴らしいポテンシャルのあるフィールドでした。
これからはトップシーズンを迎えるので、一抹の期待を胸に抱きつつ、この夏にまた1度足を運んでみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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今回は、5月と6月に行った「横利根川」と「埼玉野池」の釣行記になります。