前回、相模湖へバス釣りに来たのは5月のG.W期間中。ちょうど50アップが連発しているとの情報を聞きつけ、これはと思い始めてチャレンジしたのが1回目の釣行です。
今回はその雪辱を晴らすため、9月25日に2回目のリベンジに行ってきました。
ですが、結果は両日ともに安定のボウズで撃沈。関東でも折り紙付きの難関フィールドの攻略とは程遠い結果に終わりました。
今後の釣行の参考になればとの想いから、エントリーしたポイントや当日の釣り方などを振り返りたいと思います。
もくじ
9月25日のコンディションは最悪
ゴールデンウィーク期間中に相模湖を訪れた時は、爽やかな春の日差しが心地よい快晴でした。
早朝から一日中ルアーを投げ続けましたが、残念ながら大したバイトも得ることができずにノーフィッシュ。
今回は気温が17℃前後、早い時間帯から大雨となり、決して釣り日和とはいいがたいほど冷え込みが激しく一時ボートをブッシュに避難させるほどの悪天候に見舞われました。
そんな天候でしたが早朝からボートを出しているバサーの方たちも多く、私たちが釣りを始める頃にはすでに湖面一杯にレンタルボートが浮かんでいるのには少々驚きましたね…。
水温の低下とともにバスの活性が大きく下がっているのではないかという懸念がよぎる中、事前に調べておいたポイント目指してずぶ濡れになりながらエレキを操船し続けました…。トホ…。
・天候:早朝から激しい雨
・気温:17℃
・水温:推定約20℃前後
・水質:白く濁り気味
・フィールド状況:レンタルボートバサー多数
相模湖でも釣果が出ているミラージュスティックで釣ったスモールの記事はこちら!↓
今回の出船は日相園ボートさん
前回の釣行では秋山川をメインに廻る予定であったため、「秋山川釣りの家」さんから出船しましたが、今回は桂川を探索するために「日相園」ボートさんから船を出しました。
中央自動車道の相模湖I.Cからもすぐの所にありアクセスも良くて、なおかつ高台に位置していてロケーションも抜群♪
スタッフさんの対応もよく、タックルを運ぶためのゴンドラが設置してあったり、乗船場までエスカレーターが設置してあったりと思いのほかVIP待遇だったので、まさにバスアングラーのためのボート屋さんであることを強く実感しましたね。
今回は、免許不要艇をお借りしての出船だったのですが、艇数の多さやご来場の際の駐車場の多さにもビックリ。
桂川と秋山川の両方にアクセスできる日相園ボートさんならではのメリットに大変満足した釣行となりました♪
日相園ボートさん公式HPはこちら!↓
日相園さんは宿泊施設も整っているし、テラスでバーベキューもやっていてみんな楽しそうでした。
雨を避けるためまず最初に日蓮大橋へ
雨が土砂降りの中、最初に向かったのは日蓮大橋下。
日相園ボートさんから目と鼻の先にあるこのポイントでは、多くのバスアングラーの方が雨宿りをするかの如く多数集まっていました。
対岸のブッシュの中へスモラバを滑りこませたり、反応の悪さからスピナべをスローローリングさせたりとさまざまな手を使いましたが全く反応は得られず。
そのまま土砂降りの雨の中、ポイントに見切りをつけて島田湖がある上流方面へと舵を切りました。
2か所目は大曲(おおまがり)
しばらくエレキを操船してたどり着いたのが、相模湖でもかなりの有名ポイントとして知られる大曲。
噂通り景色が蛇行していてブッシュが入り組んでおり、見るからにデカバスが期待できそうな場所でした。
所々で有望なポイントは多数存在するのですが、ワーミングから強い釣りに切り替えて多様なレンジを探るもここでもノーバイト。
ストレッチに近づくほど水深が浅く、急深になるブレイクを見つけてデラク―などでリアクションバイト誘ってみましたが、魚からの反応は全く得られませんでした。
3か所目は諏訪の滝
さらに上流方面へと船をすすめて見つけた好ポイントが「諏訪の滝」と呼ばれる一級ポイント。
真夏のバックウォーターなら最高の場所なのでしょうけれど、ミノーからシャッド・クランクまでひと通り流したあとに、ワーミングでピンポイントを探るも期待に反してここでもノーバイト。
む・むずい…
1本は出てもおかしくないであろうベストポイントなのに、何も反応が得られないことにただただ愕然とするばかりでした…。
相模湖って魚居るの?って感じ。
続いて対岸のブッシュに移動して仕切り直しです。
水深がかなり深くてボトムから中層からあらゆるレンジを探りました。ですが、ここでもノーバイト。相模湖ムズすぎます…。
4か所目は天狗岩ボート前
こちらは有名ポイントの天狗岩ボート前。
秋山川の方はどうかなって思って合流付近からここまでかなりの数キャストをしましたが、全く歯が立ちませんでした。
前回の釣行である程度地形は把握していたのですが、ここまでキャストして魚からの反応が皆無だと、何を投げても駄目のような気がしてほぼやる気ゼロ。
モチベーションは、ポイントを移動するたびにダウンして最後は景色を楽しむことに集中していましたね…。相模湖は遠方なのでなかなか来れませんから。
他にも桂川をメインにいろいろなポイントを廻ったのですが、全くダメでした。相模湖で釣る人は本当にすごい。
まだ本湖の方へは1度も行ったことがないので、ぜひ次回はチャレンジしてみようかと考えています。
現在の秋山川は浚渫工事が入っているみたいでしたよ。なので、対岸から対岸への直線的な移動はNGとなっているようです。
相模湖でバスを釣る難しさ
こんなノーバイトな釣行でしたが、上手な人は釣っていた人もいたのではないかと思います。
今回は相模湖での釣行が2回目で惜しくもボウズに終わりましたが、自分なりにこのフィールドの難しさについて感じたことは以下のような感じです。
プレッシャー問題
週末ともなると多くのバサーが湖面に浮いている相模湖では、大なり小なり魚に与える人的プレッシャーは他のフィールドに比べ多いと感じます。
ですが、釣果に影響を与えるほどの大きなプレッシャーかというと、広大な相模湖の規模から考えてもそのあたりは微妙です。
ルアーを見切られたり人影に気づいた魚が口を使いにくくなるプレッシャーというよりは、むしろ他の釣り人の多さから狙っていたポイントに入れない、キャストしづらいといったキャスタビリティの低下を招く要因の方が釣りにくさに影響しているように感じました。
さすがは関東のメジャーフィールドだけあって、雨が降っていてもアングラーが辺り一面に浮いている状態です。
ワカサギ狙いのボートもたくさんいらっしゃいますので、いかにうまくポイントへ入るかが攻略のカギとなると感じます。
レンジの多様性
普段から陸っぱりが多いアングラーにとっては、全く別のバス釣りを強いられる要素が相模湖でのボート釣りです。
私もそうなのですが、日頃から陸っぱりで河川や野池でカバーやシャローなどのストラクチャー狙いをメインにしていると、せいぜい水深は1メートルから2メートルくらい。
対する相模湖は、深いところで10メートル以上の水深を誇るポイントも存在します。
魚探からいかに地形を探り推測して、バスの居場所を突き止めるかが最大の肝なので、レンジを意識した釣りを展開しないとたちまちノーフィッシュでゲームオーバーの極致に陥ります。
夏場のバックウォーターならシャロー撃ちも可能ですが、水深を意識する必要がある秋の相模湖は、私にとってかなりなタフコンでした。
ポイントの絞りにくさ
今回は桂川がメインだったのですが、ほとんどがオーバーハングとかブッシュといった似通ったロケーションなのです。
流せど流せどどこへ行ってもひたすらレイダウンかオーバーハングの連続で、目立ったストラクチャーがなかなか見つけられずにポイント選びにかなり苦労しました。
私が以前に行ったことのある神流湖ですと、レイダウンやら立木やら岬やら岩盤などの目視ではっきりとわかるストラクチャーが随所に存在しているため、変化があって意外にバスの居場所を容易に突き止められた記憶があります。
その点がリザーバーの中でもとくに攻略を難しくしている要因なのではないかとも感じました。
場所によっては沈船とかが沈んでいるポイントもあるようなのですが、ポイントの絞りにくさ・見つけにくさが多少なりとも釣果に影響してくるとも言えそうです。
見えバスも随所で見かけたんですが、基本的に相模湖のバスはIQが高いような印象を持ちました。
相模湖2連続ボウズまとめ
今回はいつもの陸っぱりとは違った素晴らしいロケーションを楽しめたので、バスは釣れませんでしたけどそれなりに満足できる釣行でした。
SNSやYouTubeなどのメディアを見ていると、皆さん普通に相模湖で釣られているので本当にすごいと感じます。
次は本湖の方へ足を伸ばしてみようかな…。
秋が深まって釣りづらくなるまでにまた釣果をご報告させていただきます!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
相模湖は難しすぎてボウズでした!