9月に入って急に涼しくなり、魚の反応が少し遠のいたと感じる今日この頃ですが、皆さまのフィールドではいかがでしょうか。
長雨の影響で水温が下がり魚の活性が鈍っていることに加え、田んぼの稲刈りが始まって河川の水位も下降ぎみ。
今年は本格的な秋へといっきに季節が進んでしまったような印象ですよね。
今回は、2021年9月1日に訪れた入間川でのスモールマウスバスの釣果をお伝えします。
結果は1匹のみでした!
9月に入っていっきに涼しくなりましたからね。魚の活性が下がって秋パターンに突入してしまったのかな…。今回僕は同行できなかったけど、まぁでも1匹釣れてよかったですね。
真夏からいっきに秋に変わった入間川
前回、入間川を訪れたのがお盆休み期間を利用した8月9日の釣行。夏真っ盛りで立っているのもつらいくらいの猛暑の中での釣りでした。
しかし今回の釣行はその真逆で、あれからひと月も経過していないのに気温は20℃台。
小雨から徐々に雨脚が強くなって、長袖のパーカーにレインコートを羽織らなくては風邪をひきそうなくらい肌寒い1日でした。
もちろん前回とは打って変わって、川原にはキャンパーやバサーの姿も皆無。こんな寒いんじゃ誰も来ませんよねって感じのフィールドコンディションでした。
・天候:雨
・気温:22℃前後
・水温:約20℃
・水質:濁り気味
・フィールド状況:釣り人&キャンパー皆無
2021年9月1日の入間川での釣果
この日最初に入ったのが、「上州屋前」といわれる狭山市の有名ポイント。
以前にも増して流れが速く水かさが増しているこの日の入間川でしたが、消波ブロック帯や岸際の反転流、シェード、堰の落ち込みをくまなくチェックしましたが全てノーバイト。
2か所目の「イオン裏」と呼ばれるこれまた有名ポイントでも、堰の落ち込みを中心にラン&ガンしましたがまたしてもノーバイト。
半日しか釣りをする時間がなかったためノーフィッシュ感満載の嫌な雰囲気が漂い始めましたが、最後の望みをかけてポイントを上流方面へと大きく移動することに決めました。
そして3か所目にエントリーした場所が、本流と支流がぶつかる流れの比較的緩やかな水深1m前後のポイント。激浅な入間川では少し珍しい場所かもしれません。
ここで釣れなければ今日は釣れないだろ…と半ばあきらめ気味でエンジンの「フォールクローラー4インチ」を2.2gジグヘッドリグにワッキー掛けし広範囲にサーチすると、ボトム付近で明らかにコンコンと小刻みな生命反応が…。
少しラインを送り込んでからすかさずフッキングを試みるもすっぽ抜け…。あれっ?
気を取り直してすかさずもう1度同じポイントにフォールクローラーをキャストすると、また同じようなショートバイト。
これはさっきの魚と同じ魚じゃないか?と感じつつも、今度は慎重に時間を掛けてラインを送り込みゆっくりと魚合わせでフッキングすると、小さいサイズながらもスモールマウスバスを1匹ゲットすることができました!
過去にもこのルアーで結構な数のスモールマウスバスを釣ったことがあるのですが、とくに流れの強いリバーバスフィッシングでは、ベイトフィッシュそっくりにイミテート出来ておすすめです。
最終的にエントリーしたポイントがよく、ルアーに助けられた感じでした!
エンジン フォールクローラーの特徴
村川勇介プロ監修のフォールクローラー、水中でかなりベイトフィッシュライクな動きを醸し出しますので、釣れる確率が今までよりもグ~ンとアップしますよ♪
ワームの目立った特徴は以下のような感じです。
・ボディの肉厚が一般的なストレートワームよりも薄めなので、フッキングパフォーマンスが高い
・テールのリブが微波動アクションを醸し出し、シェイクするとボトムを跳ねる未確認生物を演出
・とくにグリパンカラーは、クリアウォーターで使うとベイトフィッシュそっくりのシルエットに見える
フォールクローラーは、ネイルシンカーをかませたネコリグでの使用が有名ですが、どのようなリグで使ってもボトムバンプアクションが魚を寄せますので、ある一定の効果が期待できると思います。
おすすめのサイズは4インチで、スモール狙いの場合はフックは小さめのものをセットするのが良いです。すっぽ抜けが多いですからね。
フォールクローラーのこのボトムバンプアクションがキモで、足元でシェイクしたりすると子バスがどこからともなく湧いて出てきて追いかけてきたりすることがあるから驚きですよ♪
フォールクローラーの自重
自重は4インチでおおよそ3.0gほど。
入間川の場合、今回は2.2gのジグヘッドを使いましたが、流れの速いところが多いのでラン&ガンで釣り歩く場合は、もっと重めのシンカーをかませたフリーリグとかジカリグをつないで強気の釣りを展開するのもアリだと感じます。
とくに堰提をメインに廻っているアングラーの方は、激流にベイトを投げ入れることが多くなるのであまり軽いウエイトだと釣りにならないこともしばしば発生してしまいますからね。
ですので、入間川の場合は、5g~7g以上のシンカーを使ったリグが妥当なのかなと…。
流れの緩やかなテトラ周辺とか橋脚廻り、ポケットになっているような止水域であればスピニングタックルを使った2グラム前後の今回のようなリグでも、フィネスに役立つことがたま~にあります。
2021年9月1日の入間川釣果まとめ
今回1匹釣ることができた要因を考えた時、真っ先に思いつくのがバスは付くところには付いているということ。
もちろん狙う季節や時間帯にもよるのですが、ある程度バスがいるであろうポイントを絞って狙うことで、釣果を出すことができるということを改めて実感しました。
広大なフィールドである入間川からこのようなポイントを見つけ出すのは容易なことではないですが、魚影が濃いメジャーフィールドであることには間違いないので、これからも足しげく通って丹念にシークレットポイントを見つけていこうかと思っています。
埼玉県屈指のメジャーフィールドはときにキャンプ場、時にちびっ子たちの憩いの場としてこれからも私たちバスアングラーを奈落の底へ突き落してくれることでしょう(笑)。
今回の入間川は、季節が一気に進んで魚のコンディションが大きく変化しているような印象を受けました。
なるほど、急に涼しくなってもうクーラーが必要なくなりましたからね。例年だと9月は残暑が厳しくて結構釣れ続けるんですけど、今年は環境の変化が早いですね。これからのスモールマウスのシーズナルパターンも気になるので、ぜひ次回は私もまた誘ってください♪
グルメ店長さん、今回は1本のみと残念な結果に終わりました!でもデコらずに帰ってこれたのが唯一の救いです!