水温が下がって魚の活性も下がり、バス釣りの難しさをつくづく痛感している今日この頃。
皆さまは無事に釣れていますか?
しばらく魚に触れておらずバイトの感覚を忘れそうでしたので、貴重な1匹を確実に手にするべく、今回は久方ぶりに栃木県にあるブラックバス管理釣り場「あずさフィッシング」に足を運んでみました。
ご存知の方も多いと思いますが、「あずさフィッシング」は関東でも数少ないバスフィッシングが楽しめる貴重な管理釣り場。
クリアウォーターらしく見えバスは多数確認できるものの、釣るのが意外に難しいフィールドとしても知られています。
11月の初旬ということもあり、釣果はまさに予想を超えるほどの激シブ。
なんとかボウズは逃れることができましたが、参考までに当日の状況などを振り返りながらどんな感じで釣れたかなどをお伝えします。
もくじ
あずさフィッシングとは?
栃木県栃木市にある「あずさフィッシング」は、約50メートル四方のめっぽうクリアな水質のバスフィッシングポンド。
地下水を利用したそのナチュラルな水質には、天然のウイードであったりザリガニや小魚といった多くの水生生物が住みやすい環境が十分に整っています。
水深は2mくらいのシャローレンジのところが多いようですが、偏光グラスで確認してみると3メートルくらいありそうなポイントも目視でなんとなく確認できる、見た目よりも意外と深いフィールドです。
東北自動車道「栃木インター」を降りて10分ほどで到着できるアクセスの良さから、都内から来られるバサーの方にも結構おすすめ。
料金は一般的なブラックバス管理釣り場と比べると少々リーズナブルな価格設定となっていますが、魚を放流した直後以外は油断するとデコることも多い、どちらかというと中級者向けのフィールドといったイメージの強い釣り場です。
※フィールドではブラックバスちゃん保護のため、フックをバーブレス仕様(針先のカエシを潰して)にしてお楽しみくださいね。
料金区分 | 1日料金 | 半日料金 |
男性 | 3500円 | 2500円 |
女性 | 2500円 | 2000円 |
子供(中学生以下) | 2500円 | 1000円 |
当日のコンディション
2021年11月初旬に訪れた時の当日の天候は、爽やかな青空が広がる秋晴れ。
晴天無風のドピーカンで気温も11月にしては比較的高い20℃台と、もしかするとワンチャンあるのでは、と期待に胸を膨らませつつの釣行となりました。
管理釣り場なので、ワンチャンのみならずもっとバイトチャンスに恵まれる機会が欲しいところではありますが、過去にも私はここで何回かデコったことがあるのでそううまくはいかないだろうと正直、腹をくくってのエントリーとなりました。
釣り場に着くとアングラーさんたちの数もまばらで、いつもよりも少ない感じ。
「あれ?人が少ないということは、最近釣れていないということなのではないだろうか…」
と嫌な予感を感じつつもタックルの準備をスタート。
今回は久しぶりに腕利きアングラーのグルメ店長さんもご一緒してくださり、タフコンディションが予想される中、相変わらずの腕っぷしをご披露くださる結果となりました。
私はというと、当然グルメ店長さんの釣果をかたずをのんで見守っている状態♪周りのアングラーさんたちもほとんど釣れている様子がなかったので、正直あきらめモード全開でした!(笑)
・天候:快晴
・気温:約21℃
・水温:推定15~16℃前後
・水質:ドクリアー
・フィールド状況:アングラーさんたち5~6人前後
苦戦した結果、なんとか2本ゲット
釣り場は約50メートル四方の意外と小さめのポンドなので、歩いて周囲を回ってもあっという間に一周できてしまうほどの広さ。
当日の朝は晴れているものの気温が低めでなかなかバイトチャンスを得ることができませんでしたが、午後になりポカポカ陽気になってくるとグルメ店長さんに待望の1匹が来ました。
細かく計りませんでしたが、推定37cmほどのコンディションのよい個体が釣れてくれたのでひと安心。
ルアーはゲーリーの「ヤマミミズ」をセットした3gダウンショットワッキー。
ボトムに沈むストラクチャーに必要以上にコンタクトさせていたところ、何か重みを感じたのでラインを巻いてみると、バスが食っているのが分かったとのことでした。
昼食をはさんで午後になると上着が必要ないくらいに気温が上昇してさらにポカポカとした陽気に…。
気温が上昇して魚の活性が上がると思いきやその後のバイトも得られず、アングラーさんの数も増えてさらにタフコンディション状態となりました。
夕方近くになってバスのフィーディングタイムになると他のアングラーさんもポツポツと釣れはじめ、またもやグルメ店長さんが2匹目をゲット。
今度は、O.S.PのMMZ同リグにてブレイクラインを探っていたところ、急に魚が飛び出して食ってきたということでした。これもまぁまぁのサイズ!
肝心の私の釣果はというと、またもやこの場所でオデコの連発!1匹掛けたのですがあいにくバラシてしまい、ノーフィッシュにて終了という結果に終わりました。
それにしてもこのタフコンディションの中、グルメ店長さんがよく釣ってくれました。さすがですね!
以前の放流からだいぶ時間が経ってしまっていて魚がスレてしまったのか、はたまた気温や水温が関係していたのか、周囲のアングラーさんたちもほとんど釣れておらず改めて「あずさフィッシング」の難しさを痛感する釣行となりました。
今回釣れたキモ
私にとっては一般的なフィールドと変わらないくらいの難しさを感じるこの日のコンディションでしたが、どのような感じで魚をキャッチ出来たのか、グルメ店長さんに釣れた時の状況を聞いてみました。
グルメ店長さん、今回はお疲れ様でした!
あのタフコンディションの中、見事に魚を釣っていましたが、1匹目はどんな感じで釣れたんですか?
そうだね…管理釣り場だったので釣り方自体はそんなに意識していなかったけど、あまりにバイトが遠かったから昨今話題のヤマミミズを試しに使ってみたんだよ。
よりフィネスにボトムのストラクチャーをタイトに狙っていたら急に重くなったから、「あれ?根掛かり?」と思ってロッドを煽ったらたまたまバスだったというわけ。
まあ1匹目はラッキーフィッシュだね。ただ、1カ所のストラクチャーをいろいろな角度から攻め続けたっていうのが功を奏した感じかな…。ルアーのポテンシャルに助けられたってのもあると思うね。
ゲーリーの「ヤマミミズ」釣れますね…すごい。続いて2匹目はどんな感じで釣れましたか?
このフィールドって以前から感じていたことなんだけど、なぜか回遊バスが多いことに着目していました。
この日は夕方になって他のアングラーさんが1匹釣っていたのを見たから、その付近で回遊バスのスクールがまだ居るんじゃないかと、アングラーさんが場所移動をしたのを確認して同じポイントに入ってみたんですよ。
そしたらドンピシャで本気食いバイトが来たから、思い切りフッキングしたら幸運にもキャッチすることができました。
以前にも夕方くらいになるとバタバタってバスが釣れ始める時間帯があるのに気づいていたから、今回もフィーディングタイムに突入したのを見計らってうまい具合にキャッチすることができたんです!
「あずさフィッシング」は、時合いに関係して釣果が変わったりするフィールドなので、諦めない気持ちが大切ですね。
さすがはグルメ店長さんですね!私なんかいろいろなルアーを投げ散らかしてみましたが、ほとんどノーバイトでしたよ…(笑)。
とにかく管理釣り場といえ、あのタフコンディションのなか魚をキャッチ出来ておめでとうございました!
やはり釣りづらいコンディションの中でも、試行錯誤した結果に釣果が変わってくるのがバスフィッシングのおもしろさであることに、今回も改めて気づかされた釣行となりました。
私は全然釣れませんでしたが、釣る人は釣るんですね…。管理釣り場にしてはなかなかのタフコンディションに、かなり苦労した1日でした。
ランチタイムは台湾料理「鴻源(こうげん)」でひと休憩
お昼休みは釣り場から車で5分くらいの所にある台湾料理店「鴻源」さんでランチしました。
画像上が特製台湾ラーメンで、下がネギラーメン。
普通の台湾ラーメンもあるんですけど、こちらの特製台湾ラーメンは超激辛で、辛い物好きな方でも目から火が出るほどに旨辛な逸品です。
ネギラーメンもシャキシャキのネギが散らしてあってほどよい辛さです。
お座敷席もあって大人数でもゆっくりと寛げる店内となっていますので、興味のある方は釣り場からも近いので昼食がてら立ち寄ってみるとよいと思います。
特製台湾ラーメンは青唐辛子が入っているから、油断してると咳き込みますので注意してくださいね!(笑)
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11月のあずさフィッシングまとめ
今回のあずさフィッシングは、かなり激ムズな釣行でした。
丸1日ルアーを投げ続けても、魚からの反応を得られるのは数回程度といった感じでしたね。
ですがあれだけ難しいコンディションにも関わらず釣ってくださったグルメ店長さんは、さすがに安定した釣果を出すベテランアングラーとしか言いようがありません。
次回放流があるまではあずさフィッシングは結構な難しさが予想されますが、釣り方次第ではまだまだ好釣果も期待できそうですので興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
次回の釣行もお楽しみに。
今が旬!さいたま水上公園もなかなか面白いですよ♪↓
今回は栃木県の「あずさフィッシング」に行ってきました!