前回、入間川を訪れたのは7月中旬ころ。さまざまなポイントを廻ったのですが、思うような釣果を残せず私はボウズでした。
ですので、今回は自分の中のリベンジということもあり再度入間川へ真夏の釣行。上流エリアに絞ってエントリーしたところ、激しぶコンディションながらなんとかバスをキャッチすることができました。
これから入間川でバス釣りをチャレンジしてみたいという方のために、参考までに釣れたシーンやおすすめのランチスポットなどをご紹介したいと思います。
2022年8月8日の上流のコンディション
今回、訪れた入間川のエリアは、飯能やら仏子、元加治周辺の上流エリア。
なぜ上流域を選んだかというと8月8日のお盆前ということもあり、大型連休前でもしかしたら釣り場が混雑しているのではないかと考え、少しでも人的プレッシャーを避けたいとの思いからこのエリアに絞って釣行しました。
午前中の1番最初は有名ポイントである飯能南高校前あたりのポイントから入ったのですが、釣り人がちらほら。
若干、減水しているような雰囲気はありましたが、目立った場荒れもなく流れも通常通り穏やか。
気温が36°前後のドピーカンで、歩いているだけでも額から汗が滴り落ちるほどの真夏の猛暑日らしい、釣れそうな雰囲気のコンディションでした。
その他に1日かけて廻ったポイントも含めて総体的にはフィールド自体、例年通りの水位であって目立った濁りもなく、バサーさんの数も思ったほど多くなくて釣りがしやすい環境だったので助かりました。
ですが、多くのポイントで食い渋る状況が多発し、前回に比べてバイトも少なめ。
相変わらずの遊泳中のキッズたちに遭遇したりと、ここ数日の間にフィールドがプレッシャーを受けすぎて、荒れてしまっていた可能性すら感じる1日となりましたね…。
エントリーした最初の30分で「ノーフィッシュ」が頭の中をよぎる難しい釣りを強いられたのも事実です。
・天候:晴れ
・気温:約36~37℃
・水温:約28~29℃
・水質:クリア
・水位:若干の減水傾向
・フィールド状況:バサーさんや遊泳客など少なめ。ただし若干数、キャンプ客やカップルでバーベキューを楽しむ人たちを目撃。
上のマップの「飯能河原」は、通年を通してスモールの釣れる有名ポイントですが、夏休みの大型連休期間は観光客でごった返しております。ポイントに入れず釣りにならない可能性がありますので、訪れる際には時期を選ぶなど、注意が必要です。
ゴロタ場の先に展開するトロ場で2匹ゲット!
午前中に廻ったポイントでは、ほとんどノーバイトであったため、暑さにやられて憔悴しきって颯爽とお昼のランチ休憩に入りました。
午後からは、気を取り直して心地よい清流が魅力の飯能エリアで引き続きラン&ガン!水深が約50cmくらいしかないゴロタ石が転がるエリアの護岸を流していきました。
シャッドやらジャークベイトをトゥイッチさせ、ジャークさせ、ドリフトさせながらあらゆるハードベイトの釣りに徹したのですが、当然のごとくノーバイト。
ワーミングのフィネスな釣りでは反応が薄かったので、午後からはハードベイトの強気な釣りに徹したのですが、そう甘くはありませんね…。
やはりバイトの「バ」の字も魚からの反応はありませんでした。
引き続きストレッチをテクトロで流していくと、行き止まり地点の先端付近が少し深くなっている、水深2メートルくらいあるトロ場のようなポイントに到達。
橋の名前まではわかりませんが、テトラポットらしきマンメイドストラクチャーが見えたので、橋脚の下に展開している堰提の付近だったのかもしれません。
緩やかなカレントが渦を巻くように効いていて水深もあり、ボトムの形状はきっとゴロタが転がるハードボトムに違いない…。
バス釣りのポイントとして代表的な「リップラップ」と呼ばれる、いかにもって感じのポイントの発見に思わず息を呑んでしまいましたね。
ひと呼吸おいて深く息を吸い込み呼吸を整えてからライトリグに切り替え、無造作にカバンの中から見つけたデスアダーを投入。リグは、1.3gネイルシンカーを挿したネコリグ。
ボトムに着底して繰り返しのボトムバンプで丁寧に探ると、数投目で微細なバイトとともにカワイイサイズをキャッチすることができました。
10分くらい同じルアーでキャストを続けているとバイトがなくなったので、リグ&ルアーを5gダウンショットのHPシャッドテール3.1ピンクワカサギカラーにチェンジ。
こちらは、着底と同時に根掛かりしたような違和感を感じたので、軽くロッドを煽るとすでに喰っていたようなラッキーフィッシュの2匹目ゲットでした。
居るところには、やる気のある魚が居るものですね…。
あまり気温が上がらない午前中は全くのノーフィッシュでしたが、チャンスは一瞬にして訪れるのが入間川の難しさでもあり、奥深さでもあることを改めて実感しましたね。
入間川でのスモールマウスバス釣りはこれだからやめられません。
釣れたルアー&釣り方
午前中はノーフィッシュで終わったものの、午後から入ったポイントが良かったのか、偶然にもバスをゲットすることができたのでラッキーでした。
今回、1匹目をゲットすることができたルアーは、deps(デプス)のデスアダー3インチのブルーマロンカラー。
過去にお友達のグルメ店長さんが40アップを釣り上げている実績のあるルアーなのですが、これをネコリグ仕様で使うことで根掛かりによる心的ストレスから解放され、釣りに集中できたことが釣れた最大の要因なのではと感じます。
動かし方などはその時々で変わってくるので、正直、どのようなものでもよいと思います。それよりも水深や流れに合わせたネイルシンカーの重さ選びの方が入間川では重要な感じがしますね。
2匹目はO.S.Pのシャッドテールワームでのキャッチだったのですが、こればかりは完全にラッキーフィッシュでした!
投げて着底と同時に喰っていた感じで、根掛かりなのかバイトなのかの判断がまったくつかず、アタリすらわからなかったですね…。
冬場の釣りなどでは結構多いパターンなのですが、ワームの動きに合わせて同じ進行方向に魚が口を使ってそのまま自然にくわえ込む感じで、活性が低いコンディションの時によくみられるバイトです。
入間川にしては珍しく全体的にタフコンデイションさを感じる1日となりました。
入間川上流のおすすめランチ
店内も広く、テーブル席などもあって大人数にもおすすめですよ♪
入間川の上流エリアで釣りをするなら、元加治にあるこちらの台湾料理店でのランチがおすすめ!その名も「龍香」さん。
グルメ店長さんと2人で入間川に釣行する時によく訪れる料理店なのですが、店内の内観もきれいで、そのうえ価格も激安&激うま!
台湾人と思われるホールのスタッフさんの対応も素晴らしくて、気持ちよくランチタイムを過ごすことができます。
今回オーダーしたメニューは、ラーメンセットの「台湾塩ラーメン」+「麻婆飯」のセットで、締めて720円。
普通の台湾料理屋さんで台湾ラーメンを頼むとほとんどが醤油ベースのラーメンが出てきますが、こちらのお店には塩バージョンがあり、どちらも選択可能。
塩味もあっさりしていてピリ辛が効いて食べやすく、夏場のランチタイムにはぴったりですよ。
麻婆飯はこんな感じ。
画像では少しわかりにくいですが、結構な量でボリュームがあり、ツルツルの絹豆腐とピリ辛の麻婆ダレがトロっと絡み合い、甘辛風に仕上がっていて超激ウマ!
無料でサラダ食べ放題のサービスも利用させていただけるので、めちゃくちゃお得な気分になります!
ライスお替り自由のランチメニュー(700円)もあり、コスパ最高で食事も美味しく、お得感満載の気分で心地よくランチタイムを過ごせるので、上流域に行った際にはぜひ利用してみてくださいね。
真夏の入間川上流まとめ
今回の入間川上流域釣行は、真夏の暑さも相まって激タフコンディションでの釣りでしたが、実際に足を運んでみて感じたことは、その日その日で魚の活性が違うのではないかということ。
7月頃の釣行ではバイトの数が多かったのに、今回は明らかに喰い渋っていると感じる魚の反応でした。
結果かわいいサイズしかキャッチすることができませんでしたが、まぁボウズは逃れることができたので、自分の中では良しとしたいと思います。
あと気づいた点としては、使うルアーの種類やリグによっても明らかに魚の反応が違うのではないか、ということ。
同行者のグルメ店長さんが使用していたルアーを拝借してしばらく投げていたのですが、やはり喰い渋りを感じる瞬間が多少ありました。
ですので、使うルアーの種類によっても反応が顕著に分かれるコンディションであったのではないかと強く感じました。
これからの季節、お盆休みを過ぎると徐々に季節が移り替わり、涼しさが感じられる日も増えてくるのではないかと思われます。
釣り人にとっても、魚にとっても状態の良い天候を期待しつつ、また近いうちに入間川へと足を運んでみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回、立ち寄った上流ポイントで、水着姿で高いところから川の中へ飛び込んで遊んでいる学生さんグループを目撃しました。
釣り人の方で遊泳目的で訪れる人は少ないと思いますが、夏休み期間中は小さなお子様連れのご家族なども多く来ていて河原は大賑わいです。
これから訪れる人は、人との接触や水難事故などにはじゅうぶん注意のうえ、釣りを楽しまれてください。
▼7月中旬の釣行記はこちらを参照ください!
▼夏はクマの出没に要注意です。2023年5月14日に北海道で起こった痛ましい事故について
今回は、苦戦しましたが釣れてよかったです。