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秋のバス釣りはブタクサに注意!花粉症で悩まないために対処法を調べてみました

バス釣り ブタクサ

10月も後半に差し掛かりすっかりと日が落ちるのも早くなって秋も深まってきましたね。2021年のバス釣りシーズンも、いよいよクライマックスを迎えてきたといったところでしょうか。

今回は、秋の時期にフィールドでよく見かける「ブタクサ」についてちょっと調べてみました。

花粉症といえば春のスギ花粉が最も有名ですが、実はこの「ブタクサ」という植物。10月頃になると一斉に満開となって、意外なほど花粉症持ちの釣り人を苦しめる植物として知られているんです。

かくいう私もそのひとり。

くしゃみや鼻づまりで悩まされている方はぜひ以下の点を参考に、フィールドへ出かけるようにしてみてください。

お魚店長

「ブタクサ」は秋の花粉症の代表格です!

ブタクサとは?

バス釣り ブタクサ
これが恐怖のブタクサです

皆さまは「ブタクサ」と呼ばれる植物をご存知ですか?

おもに公園や河川、市街地の空き地などでよく見かけるキク科の雑草の一種で、北アメリカを原産とする日本にも広範囲に分布する外来種。

9月後半から10月頃にかけて一斉に黄色く開花して、辺り一面をこの植物が群生する奇妙な光景を目にすることができます。

日本国内では、スギやヒノキの花粉症が昨今最もよく知られていますが、実はそれ以前の1960年代頃からすでに花粉症の代表格として定着していた植物だそうなんです…。

毎年スギ花粉などのアレルギー性鼻炎に悩まされている人は、秋の花粉症にもかかりやすいそうなので、バス釣りなどの野外アクティビティを楽しむ際は最も注意が必要な雑草です。

ブタクサ花粉による症状

バス釣り ブタクサ
耳鼻科に行って花粉症対策♪

くしゃみ・鼻水・鼻づまりといったスギやヒノキの花粉と同様の症状が見られますが、中には深刻化するものもあります。

ブタクサの花粉はこれらの樹木に比べて花粉自体の粒子が小さいため、体内の器官や喉の奥に侵入しやすい傾向があり、喘息などの原因にもなりやすいとされているそうです。

スギやヒノキなどの花粉と比べて遠くまで飛散することは少ないため、まずはこれらの植物を見つけたら近づかないことが原則ですが、藪漕ぎなどをしていて気づかないうちに花粉を吸いこんでしまうことも考えられます。

バス釣りに限らず野外でのアクティビティを楽しむ際は、事前に以下のような対処法を講じたうえで出かけるようにしたいものですね。

釣り場での対処法とすぐに出来ること

バス釣り ブタクサ対策
サングラス・メガネ・フェイスシールド・フェイスマスク・マスクなどをフル活用してください

午前中の風が強い時間帯などは最も花粉が飛散しやすい時間帯といわれているそうなので、朝マヅメ時間帯などの早朝から釣りに出かけるバサーの方は最新の注意を払う必要があるといえるでしょう。

釣り場でできる身近な対処法といえばマスク・サングラスは必ず身に付け、花粉を直接吸い込まない・皮膚を外気にさらさないということが大切な部分となります。

フェイスマスクをするのも効果的ですね♪

皮膚が過敏になりやすい人などは長袖の衣服などを着用し、直接の肌の露出を避けることで花粉アレルギーに対する反応を少しでも減らすことができるかもしれません。

ブタクサが密集している群生地は目視でもすぐにわかりますので、まずは近寄らないことが最大の防御策となり得るでしょう。

自宅に帰ったら手洗い・うがい・洗顔といった基本的な対策を心掛け、必要があれば玄関先で衣服などを先に脱いでしまうことで花粉を家の中に持ち込まずに済む対策を取ることができます。

もしも釣り場でくしゃみや鼻水といった異変を発症してしまったら心苦しいですが、すぐに釣りを止めて医療機関を受診するなどの対応を心掛けるのが賢明です。

お魚店長

花粉症が出たら釣りになりません…。

アレルギー性鼻炎と風邪の違い

私も生粋の花粉症バサーなので毎年秋になるのが恐ろしくもあるのですが、風邪を疑って医療機関を受診し内服薬をもらって飲むと、薬が全く効かないことがよくあります。

欠かさずに決められた時間帯にしっかりと服用するのですが、くしゃみや鼻水などの症状がいっこうに良くならない…。

こんな時は確実にアレルギー性鼻炎が疑われますので、鼻炎薬を再度処方してもらうとすぐに症状が改善されたりします。

風邪に比べて意外と喉の痛みが少ないと感じられた時も、花粉症と見分ける大きな判断になり得る気がします。

お魚店長

アレルギー性鼻炎は発作のように突然くしゃみが出て止まらなくなります(笑)。

その他の注意すべき秋の花粉症

ヨモギの画像
河川敷でこんな群衆を見たことありませんか?むやみに踏むと花粉をまき散らす可能性も…

夏から秋にかけてはイネ科やキク科の植物の花粉症がよく知られているそうです。

中でも秋に代表的なのが、「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」といわれる雑草。

「ブタクサ」「ヨモギ」はキク科で「カナムグラ」といわれる植物はアサ科に属する植物なので、これらの属性にアレルギー反応を示してしまう人は、注意しておいた方が良いかもしれません。

花粉症というとスギ花粉があまりにも有名過ぎて、秋の花粉症を知らずに過ごしている方も多いそうです。

風邪かな、と感じて医療機関を受診すると自身の花粉症が判明するケースも多いみたいなので、まずはお鼻がムズッと感じたら秋の花粉症を疑ってみるようにしてみてください。

それぞれの飛散時期・特徴はこんな感じです。

種類属性飛散時期特徴
ブタクサキク科8月~10月花粉の粒子が小さく場合によっては喘息の原因になることもある。
ヨモギキク科8月~10月河川敷や空き地などに群生。
カナムグラアサ科8月~10月他の果物で口腔アレルギーを引き起こすことも。
イネイネ科3月~10月稲刈りのシーズンで飛散することもある。

秋のブタクサ花粉症まとめ

ハウスダスト
ペットの毛やリールに付着している塵やほこりなどのハウスダストにも注意!

空き地や河川敷などに群集して見られる「ブタクサ」は、秋の花粉症の代表格です。

鼻炎持ちの方はすでにご存知の方も多いと思いますが10月いっぱいが最盛期で一番花粉が飛散しやすい時期なので、バス釣りに行かれる際はくれぐれも注意して釣行するようにしてくださいね。

また秋はダニの死骸やフン・カビなどのハウスダストによるアレルギー性鼻炎も多い時期だそうです。

とくにダニは暑い夏に繁殖して秋になると死滅して増加しそれらの要因となるそうな…。

ですので室内で過ごす際はあまり温度を上げ過ぎずに、除湿器などを使ってできるだけ室温をコントロールしつつこまめな掃除を心掛けるようにしてくださいね。

お部屋で釣り具のメンテンナンスなどをする時なども、外から持ち帰った塵や細かな粒子が舞い散る可能性もありますので、ちょっとしたことに気を使いながら作業をするように心がけてみてはいかがでしょうか。

秋のブタクサシーズンはまだまだ続きます。

季節の変わり目も重なりますので、どうぞ防寒対策も施しながら花粉を意識しつつバス釣りを楽しんでみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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